「分かってしまったんですよ…プリンを盗み食いした犯人がね!」
小説化・大村の小説教室に参加する少年探偵団。
玉木ブックカフェの店員・美知子に誘われ、それぞれ小説の執筆に挑んでいた。
光彦たちは楽しく小説を書いていたがコナンは筆が乗らない。
そこにはスポンサーである蔵書家の老人・野嶋もおり、元太の書いたうな重の小説を読んで「なっていない」と怒り出す。
彼は小説に対して並々ならぬ情熱を持っている様子。
そして子どもたちにもっと本を読むように指導し、書庫へ向かう。
本棚には数百万する本が並んでおり怯える探偵団だが、野嶋はそんなことを気にせず読むように言う。
だが本の位置や向きに対しては厳しく、ちゃんと元の場所に戻すよう元太に叱っていた。
その後、皆で食事をとっていると美知子が突然倒れる!
病院に運ばれる美知子。
なんと毒を盛られた可能性があると判明する。
いったいいつ、誰が毒を仕掛けたのか?
食事から毒物は検出されなかった。
コナンは本に毒が付着していたのではと推理するが……
二年ぶりの「汽笛の聞こえる古書店」シリーズ第三弾!いきなり推理&事件解決からスタート!?いったいどういうことなの…?(さすが光彦だぜ!)と思っていたら自作の小説でした。小学一年生で小説書けるのすごい。本の装丁について学べる、ブック・ミステリー回です。(でもこの老人、子どもに対してちょっとうるさすぎるような…)