「逃げ切れないんですよ…人間、引きずって来たものからは…」
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ミステリ
事務所に「俺たちを守ってほしい」と話す男性・神尾と笹本が相談にやって来る。
半年前「そして誰もいなくなればいい」という小説が届き、その内容の通りに仲間が一人死亡。
さらに笹本が歩いていると、コンクリートブロックが目の前に落下!
ブロックには赤いペンキで「影」と書かれていたという。
小説の作者は二人と同じ元ミステリー研究会の男性・日影呈一。
警察は日影を探そうとするが、三年前に失踪して死亡したと周囲に思われていた。
小説によると動機は「自分の作品をかつて非難されたことへの恨み」。
日影は生きていて、復讐を果たそうとしている――?
小五郎や警察は二人に張り付いて警護するが、犯人は爆弾や車で次々と命を狙ってくる!
「ひ、日影が…日影が!」
「大丈夫!私がついている限り、あなたを殺させはしない!」
一連の事件の犯人は本当に日影なのか?
そして姿なき犯人の魔の手が迫り…!
“” “” “” “”]物書きたちの闇を描いたサスペンス回!登場人物が男性ばかりで渋い雰囲気。「そして誰もいなくなる」前に犯行を止められるか!?