「十人ほどの乗組員がそっくり消えちまって…船だけが漂流しているのが発見されたんだったよな」
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ミステリ
小五郎・蘭・コナンは、なかなか予約の取れない人気レストランにやってくる。
テーブルには五人分のディナーが残されていたが客の姿はない。
その光景が何かに似ていると気付く小五郎。
「メアリー・セレスト号事件じゃない?それって」
それは19世紀に起きた未解決事件で、漂流した船にまだ温かい食事が残されたまま乗組員が消えたというもの。
コナンたちは店内で、シェフの口石英吾が頭から血を流しているのを発見する。
側に貼られていたのは「呪」と書かれた紙。
いったい何を意味しているのか…?
残された持ち物から、消えた客は恩田交易の従業員五人、加納・池谷・江国・佐原・真中と判明。
湖の付近には彼らのものと思われる足跡があったことから、警察は身投げと推測する。
捜査中、恩田交易で過去に「口石」という社員が密輸入の事件で自殺した過去があると知るコナンたち。
その直後、口石シェフが現場からいなくなってしまう。
客と同じように湖へ飛び込んだのか――?
コナンは「呪」のメッセージに気付き、高木刑事と二人である場所へ向かう!
“” “” “” “”]これぞミステリー!という感じのあらすじと始まり方にワクワクする回。五人分のディナーと消えた客、血を流したシェフ、「呪」と書かれた紙、残された五人の足跡――いったい何を意味しているのか!?一話完結と思えない情報量の事件です。犯人が短時間でいろいろ頑張っていて大変だ…