「しかし、たった一つの真実は、いつか必ず明らかになる…それもまた当然じゃありませんかな、先生」
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ミステリ
カフェで打ち合わせのため集まる妃英理と小五郎に、蘭とコナン。
小五郎はHISHIDAホールのリニューアルを記念した講演を行なう予定で、英理も後半のトークイベントに出演予定だった。
そして翌日、講演会当日。
小五郎は講演前だというのに景気づけにワインを飲みまくり、呆れるコナンたち。
会場には少年探偵団も来ていたが、トークイベントが始まる前にサッカーの試合観戦に向かう予定だという。
小五郎の楽屋には、ホールのオーナーである菱田順子や警備会社社長の月野木、俳優の猪越健一郎…と立て続けにあいさつに訪れる。
その後、楽屋付近で元支配人の老人・冷泉茂吉と現支配人・順子が言い争う声が聞こえる。
冷泉は今の支配人のやり方が気に食わない様子だった。
あいさつが終わり、探偵団はサッカーの試合に向かうが灰原は一人なかなか来ないコナンを呼びに行く。
楽屋ではコナンと蘭が酔った小五郎を見守っていた。
そのときスタッフの叫び声が聞こえる!
見ると、猪越の楽屋のドアの隙間から血だまりが。
ドアが何かに引っかかって開かず、中庭の窓から室内を見ると椅子に座った状態の猪越の遺体があった。
コナンはこの状況が密室殺人だと考えていると、横で同じく遺体を眺める人物が。
「これは密室殺人…だね」
そこへいたのは、イベントスタッフの一人である筑波芽衣――彼女は一体何者なのか?
「お任せください!この名探偵毛利小五郎が、必ずや一時間のうちに事件を解決してみせます!」
講演会が始まるまでに小五郎は事件を解決できるのか?
そして二つの事件を経て、更なる暗い真実が暴かれる…!?
“” “” “” “”]久しぶりの3話構成アニオリ回!ゆっくりめなので原作回くらいのテンポで進みます。妃先生&小五郎&蘭、探偵団や灰原&コナンなど、キャラのやり取りも丁寧で楽しい。「法廷の対決」シリーズぶりの妃先生メインのアニオリ回!前編・中編で二つの事件を解決し、後編ではトークイベントが開始。そこで暴かれるのは…!? 妃先生の信念と探偵の信念がぶつかる、少し初期を思い出すような演出で重い真相の回でした。妃先生&小五郎好きな方は是非!