「十二月五日土曜日…今日コナンくんが宝石泥棒を捕まえました」
「毎日何を書いたらいいか迷っちゃうんだ…みんなはどうしてる?」
通学途中、絵日記に何を書けばいいのか悩んでいる歩美はコナン達に相談。
コナンは「いろいろなものを注意深く観察してみると書くものが見つかるだろう」とアドバイスする。
そのとき商店街にある金子宝石店の前に近所の住民たちが集まっているのを見かける。
宝石店には世界に5本しかない高級時計が飾られていた。
良からぬ連中に狙われるのでは、と心配する少年探偵団。
そこへ商店街にいた高木刑事が通りかかる。
コナンが時計のことで来たのか聞くと、そうではなく近頃空き巣が多いため注意喚起のチラシを配っているところだという。
宝石店をチェックしにいくと、厳重なセキュリティで守られており盗むのは難しそうだった。
それからしばらくは何も起きず、毎日を過ごすコナンたち。
ある日隣の喫茶店が工事をしているのを目撃。
工事のふりをして宝石店を襲うつもりなのでは?と疑うが訊ねてみるとそんな様子はなかった。
青果店のおばさんが怪しい、宝石店の自作自演かもしれない…などとあれこれ推理する探偵団。
コナンが考えている間、犯人は裏で動いていた――
ついに運命の日がやってくる!?
商店街の小さな宝石店に飾られた高級時計。米花町ならもちろん、狙われて当然!?事件が起きる前提で推理しようとする少年探偵団ですが、やっぱり事件は起きるのか?ぜひ見届けてください。みかんを食べたりあれこれ推理したり…少年探偵団のいろいろな姿が見られるほのぼの回です。なんとなく「商売繫盛のヒミツ」を思い出します!